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ライトコイン(LTC)とは?将来性・今後の見通しや特徴を解説!
2011年10月に発行されてから、現在まで仮想通貨の時価総額ランキングで上位を維持し続けているライトコイン。
ビットコインと並び長期間にわたり人気を得ている理由とはいったいなんなのでしょうか。
この記事では、ライトコインの特徴や扱っている取引所を紹介していくので、取引を検討している人はぜひ参考にしてください。
- ビットコインをベースに開発された
- 決済手段として普及することを目的としている
- ライトコインには発行上限がありデジタルシルバーと言われている
- ビットコインよりも高速な取引が行える
- 2022年2月にアップデート「ミンブルウィンブル」を開始
ライトコインは、Googleの元エンジニア「チャーリー・リー」氏によって2011年に開発されたアルトコインです。
ビットコインと同じく長期間にわたり高い人気を維持しており、誕生から10年以上経つ現在でも多くの人に取引されている通貨です。
海外では、投資信託の銘柄に組み込まれたり、決済に使用されたりと日常生活でも利用される機会が非常に多くなってきています。
そんなライトコインは、国内取引所のコインチェックで取引することができます。
コインチェックは国内ダウンロード数No.1を記録した取引所ですので、仮想通貨初心者から上級者まで安心して利用できます。
最短1日で取引できるようになりますので、この機会にコインチェック公式サイトを確認しておきましょう。
興味のある方は下記の画像をクリックしてコインチェックの公式サイトを見てみてください。(PC限定)
名称 | ライトコイン |
シンボル | LTC |
現在の価格(2022年9月現在) | ¥8,602.59 |
時価総額(2022年9月現在) | ¥611,887,020,651 |
時価総額ランキング(2022年9月現在) | 21位 |
購入できる取引所 | コインチェック |
詳細 | 公式サイト |
ライトコインは、ビットコインの抱えている処理速度の問題や、手数料の高さを解決するために開発されました。
ビットコインをベースに開発されたので、比較されることが多いですが、その目的や用途は大きく異なります。
価値の保存手段として利用されるビットコインに対して、ライトコインは決済手段となることを目的としています。
そのため、ライトコインは取引を高速化するためのアップデートなど、決済をするうえで必要になる機能を積極的に取り入れているのが特徴です。
また、最近ではライトコインのチェーン状に新たなプラットフォームを作り、NFTの発行を可能にしたり、
スマートコントラクトの作成を可能にしたりしています。
ライトコインは、今後もさまざまなアップデートをしていくと予想されるので、興味がある方は、コインチェックを確認してみてください。
ライトコインの特徴
ライトコインの特徴を4つ紹介していきます。
以下がライトコインの特徴です。
- ライトコインは発行上限が決まっている
- 開発はライトコイン財団が行っている
- ビットコインよりも高速に処理が行える
- 複数の専用ウォレットがある
ライトコインは発行上限が決まっている
ライトコインは、通貨の発行上限が8400万枚と決められており、ビットコインの4倍の数量となっています。
ビットコインとは異なり、日常的な決済での使用を想定して開発されたのでこの数量設定となっているのです。
また、数量が8400万枚と決まっているのでライトコインは「デジタルシルバー」と言われることもあります。
「デジタルゴールド」と言われるビットコインより発行上限枚数が多い点や、
通貨としての価値をみたときに、本物の「金」と「銀」のような関係にあるためこのように呼ばれています。
そのため、もともとは決済手段として開発されているライトコインですが、
ビットコイン同様に価値を保存する手段として、長期間保有する人も多くいます。
開発はライトコイン財団が行っている
ライトコインは、開発者である「チャーリー・リー」氏が代表を務めている
「ライトコイン財団」という非営利団体によって開発されています。
ライトコイン財団は、開発こそ行っていますが、通貨の発行や管理といったことは一切行っていません。
そのため、ライトコインもビットコインと同じく、「マイニング」によってネットワークの安全性を確保しています。
マイニングとは、取引内容を確認・検証する行為です。
検証作業は世界中のマイナーによって行われており、これによってネットワークの安全性が保たれています。
このように管理する中央集権的な組織がおらず、マイナーによってシステムが支えられているので、
分散された通貨として認知されています。
また、管理する組織がいないことで、中央の意向によって左右されることもないため、安心して通貨を利用することができます。
ビットコインよりも高速に処理が行える
ライトコインは、ビットコインよりも早い速度で取引を承認することができます。
ビットコインが1つのブロックを作成(取引の承認)するのに10分かかるのに対して、
ライトコインは2分半でブロックを作成することができます。
取引の処理速度がビットコインの4倍になることで、決済などの高速処理が必要な場面でも使用できるようになりました。
また、ライトコインは、発行上限がビットコインの4倍でありながら、発行が完了する時期はビットコインと同じになっているのです。
比較 | ビットコイン | ライトコイン |
---|---|---|
通貨の発行上限 | 2100万枚 | 8400万枚(4倍) |
通貨の処理速度 | 1ブロックの生成に10分 | 1ブロックの生成に2.5分(1/4) |
ライトコインは、発行上限が4倍と多くなっていますが、取引の承認速度も4倍となっており、
最終的に通貨が発行し終わる時期が一緒になるように設定されているのです。
専用ウォレットがある
ライトコインには、専用のウォレットがあるのも特徴のひとつです。
作成できるウォレットには、「デスクトップウォレット」「ペーパーウォレット」の2つがあります。
Litecoin Core
Litecoin Coreは、ライトコインが公式に提供しているデスクトップ型のウォレットです。
このLitecoin Coreは、PCにダウンロードして使用するタイプのウォレットで、
「Mac」「Windows」「Linux」の3つのOSで使用することができます。
また、Litecoin Coreの特徴として、ダウンロードしてもアプリを開かなければ
インターネットに接続しないという特徴があります。
通常のウォレットは、アプリを開いていない時でもネットに接続できますが、
Litecoin Coreの場合はアプリを開いているとき以外はネットに接続しないので、ハッキングのリスクを減らすことができます。
ライトコインのペーパーウォレット
ライトコインには、ペーパーウォレットを作成するための公式サイトがあります。
ペーパーウォレットとは、ウォレットアドレスと、秘密鍵を紙に記載して保存する方法です。
「liteaddress.org」と検索すると、ライトコインが提供しているペーパーウォレットを作成するサービスを誰でも利用することができます。
ペーパーウォレットで保存することで、ネットに接続することがないためハッキング被害に遭うこともなくなります。
ただ、紙に情報を記載するので保管には十分注意しなければいけません。
bitFlyerでは、ネットから切り離された「コールドウォレット」に通貨を保管しているため非常に強固なセキュリティを誇ります。
安全に仮想通貨取引をしたい方は、コインチェックを確認してみてください。
2.ライトコインの将来性
長期間にわたり高い人気を得ているライトコインは、今後どういった動きをしていくのでしょうか?
ポイントとなる点を3つ紹介していきます。
- ミンブルウィンブルを開始した
- ライトコインが決済手段として普及する
- 2023年8月に半減期が予定されている
ミンブルウィンブルを開始した
ライトコインは、2022年2月に「ミンブルウィンブル」というアップデートを開始しました。
ミンブルウィンブルは、取引を行っている人のプライバシーを守るためのアップデートです。
このアップデートは、ライトコインの承認方法として採用されているPow(プルーフオブワーク)を改良したもので、
取引速度の向上と取引情報の秘匿性を高めることが期待されています。
これによりライトコインは、さらに決済用の通貨として相応しい通貨へと変化するということです。
また、秘匿性を高めるだけでは、マネーロンダリングに使用されることが増えてしまうので、
取引所が扱える情報は透明性を維持したままで、ユーザーのプライバシーを守る仕組みをとっています。
ユーザーは、自分でプライバシー機能のON/OFFを選択することができ、
取引所側は必要なときだけ使用できる匿名性を解除する方法を準備しているとしています。
ライトコインが決済手段として普及する
ミンブルウィンブルアップデートが進むことで、ライトコインはさらに決済手段として普及することが考えられます。
ライトニングネットワークを導入したことにより、従来の取引速度より高速かつ低料金で取引が行えるようになります。
ライトニングネットワークとは、ブロックチェーン外で取引をすることで速度向上や少額決済に対応するための送金方法のひとつです。
取引の最初と最後だけブロックチェーンに記録するため、記録自体はしっかり残るようになっています。
過去には、シンガポールの企業とデビットカードの開発を行ったり、ペイパルでの取り扱いが始まったりするなど、
着々と決済手段として普及してきています。
また、海外では仮想通貨用のATMの設置が進んでおり、2021年の時点で2万4,030台も設置されていることから、
今後さらに仮想通貨による決済が進むことが考えられるでしょう。
決済手段として利用する人が増えれば、ライトコインの注目度が上昇することにも期待されています。
2023年8月に半減期が予定されている
ライトコインには、半減期があるため長期にわたり価格が上昇していくことが考えられています。
発行枚数の上限があるライトコインに半減期が来れば、マイナーは通貨を保有する傾向にあります。
通貨を保有する人が増えれば、通貨としての価格も上昇する傾向にあるのです。
また、過去の半減期にも通貨の価格が上昇していることから、次回2023年8月の半減期でも価格の上昇が起きることが予想されています。
3.ライトコインの買い方
国内取引所のコインチェックで購入できます。